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来たるべき新譜に備えてビーチハウスを聴き直す。

 

Depression Cherry

Depression Cherry

 

 

ビーチハウスのニューアルバム『ディプレッション・チェリー』が8/28に発売される。国内盤は9/30の発売となっており、どちらを買おうか目下迷っている状態なのだが、今のところ国内盤にボーナストラックは収録されないようなので、輸入盤を買うことになるだろう。本当はアナログが欲しいけど、新譜アナログ盤の高さは手が出ない。

 


BEACH HOUSE ** "SPARKS" (OFFICIAL AUDIO ...

 

アルバムの発売に先駆けて新曲"SPARKS"がYOUTUBEにアップされている。一聴した印象は「マイブラっぽいな」というもので、歪んでいるものの煌びやかで耽美的なギターに美メロが乗るというのはマイ・ブラッディ・ヴァレンタインそのもので、言ってしまえば目新しさはさほどないが、この耳馴染みの良さは紛れもなくビーチハウス特有のもので、新譜への期待が否が応でも高まってくる。

 

来たるべき新譜に備えて過去作を聴き直しているのだが、ビーチハウスの良さはその卓越したメロディーセンスと浮遊感のある絶妙な音響のセンスにあると言える。そこには決して轟音ギターの最果てから微かに美しい声が漏れ聴こえてくるマイブラのような革新性はないが、過去の偉大なるバンドのエッセンスを丁寧に配置し織り直す姿勢は、現代のバンドの佇まいとして基本的なものであるように思えるし、オルタナティヴミュージックのある種の過剰な部分をポップスに昇華するビーチハウスのセンスは現代で最高のものであると思っている。

 

たった一曲を少し聴いただけであるが、恐らく新しいアルバムは前作、前々作の延長線上にあるアルバムになっているのだろうと思う。しかし、それでいい。ビーチハウスには決して奇を衒って欲しいとは思わないし、革新的なバンドであることを求めているわけでない。ただただうっとりするような美しいメロディーを美しい音響で聴かせてくれたらそれでいいのだ。

 

Bloom

Bloom

 

 

Teen Dream (W/Dvd)

Teen Dream (W/Dvd)